TREKNAO blog

TREKNAOのブログです。初期のイベント記録と、2019半ばまでのTwitterのログも放り込んでます。

桜島溶岩レク・ロゲイニングのご紹介


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3/13(日)に、九州は鹿児島で、「桜島でお宝発見!桜島溶岩レク・ロゲイニング」が開催されます。
事務局となる桜島ミュージアムは、世界的にも有名な活火山である桜島の自然や文化を守り、その環境を観光や教育に活かすことで、桜島地域の活性化を目指すNPO法人です。理事長の福島大輔さんの専門は火山地質学(理学博士)。ロゲイニングをやろう、と発案して下さったのは元オリエンティアの女性、青木さん。他、自転車やカヤックをやる人ならご存知?冒険家の野元尚巳さんがバックアップ。
遡れば10年前、実は私も岩石学(火山岩)を学んでいたことがございました。今はだいぶ記憶も薄れていますが、「石が好き」は、今も山で遊んでいると自然と蘇ってくる感覚であります。そんな時に聞いた「桜島ロゲイニングをやりたい」というお話。一も二もなくお手伝いさせて頂くことに致しました。
▼こういうのをしてました…。
 
鹿児島には小学生の頃、観光で行って、指宿で砂蒸し風呂に埋まった思い出はあります。そういえば一昨年の奄美ジャングルトレイルも一応は鹿児島、鶏飯を美味しく頂いた思い出が。しかし桜島は初めて。どきどきする反面、こういう独立峰が溶岩原をたたえるという眺めは、懐かしくもありました。私の生まれ育った場所は、岩手山焼走り溶岩流の麓の町。「溶岩流の中に人が住んでる…しかも噴火してる…」という私の感慨深い感と、「いや、ちょっと白物の洗濯とかが困るのとコンタクトが入れられないだけで」という青木さんの冷静さは新鮮なものでした。そう、地元の人には当たり前のことが、面白くて新鮮なんです。いやーロゲやりたい。
どうか、観光マップとも違うシンプルな地図を持って、走って歩いて観て下さい。レース以外にも、名物のさつま揚げ、芋焼酎、きびなごのお刺身を始め、火山ときたら温泉(掛け流しで日本最長の足湯とか)、椿油(食べられる)、シーカヤックや溶岩で焼くピザなど。桜島に住み、桜島愛する人たちが、私達の知らないことをいっぱい案内してくれる良いイベントになるよう祈ってます。

写真レポ

▼足湯(9:00〜日没)。国民宿舎レインボー桜島の近く。
 
▼溶岩原の中の道。クロマツが頑張って、植生が復活しています。

▼街灯4種類。
   
▼土石流が橋にぶつかった跡。30cmぐらいズレている!記念撮影。現在は使われていませんが、当時はそのまま使われていたとのこと。
 
桜島、上空から!(嘘です)とあるチェックポイント候補にて、島全体の航空写真が見られます。島の成り立ちなども。
 
桜島ミュージアムの青木さんと。椙山卒の元オリエンティア

▼公園の遊具に、灰の日、という注意書き。ナイス展望の滑り台に挑戦してみました。
 
▼小学生はヘルメット通学(噴石対策)、灰が捨ててあります。
 
▼と、いっている合間にもこまめに噴火。音などは無く、ふと噴煙が上がっている、という感じでした。右、その昔、灰で埋もれた鳥居。
 
▼今が旬の桜島大根。大きいほど木目が細かく美味しい。ぶり大根を頂きました。桜島大根収穫の様子はこちら(桜島ミュージアムブログ)。

▼フェリーで渡って、鹿児島市内中心部より。